〈解説〉
血中の赤血球やアルブミンは負(マイナス)に帯電しており、 免疫グロブリン(抗体)やフィブリノーゲンは正(プラス)に帯電しております。 感染や炎症に伴い免疫グロブリン(抗体)やフィブリノーゲンが増加するとマイナスに帯電する赤血球と凝集し、沈降速度が亢進します。一方で赤血球やアルブミンが増加すると赤血球と反発しあい、赤血球凝集は遅延します。
以下はそれぞれのパターンとその原因をまとめたものとなります。
女性は男性に比べて5~10程数値が高く出やすいですが、女性は赤血球が少ない(貧血)傾向にある事が理由のひとつです。貧血時に赤沈亢進は必ず覚えておきましょう。要点の暗記方法を以下で紹介しておりますので、是非活用してください。
この続きはcodocで購入