正直薬剤師のクイズで学ぶ臨床薬学

幅広い医療知識を身につけましょう!

Q 熱性けいれんで使用されるダイアップ坐とアンヒバ坐はどの順番で何分空ける?

正解を1つ選んでください。

1、アンヒバ→ダイアップの順で間隔は30分あける。

2、ダイアップ→アンヒバの順で間隔は30分あける。

3、アンヒバ→ダイアップの順で間隔はあけない。

※クイズの無断転載は固く禁止します。

正解は2、ダイアップ→アンヒバの順で間隔は30分空ける。

<解説>

ダイアップ坐剤はけいれん発作予防に用います。有効成分(ジアゼパム)は脂溶性で、基剤は水溶性です。

アンヒバの有効成分は解熱鎮痛剤です。有効成分(アセトアミノフェン)は水溶性で基剤は脂溶性です。

先にアンヒバ坐剤を肛門へ挿入した場合、直腸に残存するアンヒバ坐剤の脂溶性基剤に、ダイアップに含まれる脂溶性の有効成分が取り込まれてしまい効果が減弱します。

ちなみに今回のクイズでは登場していませんが、吐き気止めのナウゼリン坐剤(有効成分が脂溶性で基剤が水溶性)でもダイアップと同じ事が起きるため、ナウゼリン→アンヒバ坐の順で間隔は30分あけます。

<まとめ>

ダイアップ坐→アンヒバ坐の順で間隔30分

ナウゼリン坐→アンヒバ坐の順で間隔30分

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