この記事は、アトピー性皮膚炎ガイドラインを元に作成しております。
※クイズ及びイラストの無断転載は固く禁止します。
○覚えるべきポイント
「 顔に使用するステロイドはミディアム以下」
有料部分では、この要点をわずか3秒で覚えられる方法を紹介しています。長く記憶にとどめておきたい方は是非活用してください。
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○覚えるべきポイント
「 顔に使用するステロイドはミディアム以下」
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この記事は厚生労働省高血圧HP他を参考に作成しております。
クイズやイラストの無断転載は固く禁止します。
〈解説〉
塩分(Na)摂取後、塩分感受性が高い体質の方はNaを体内に長く(約3〜4日)留めようとします。それに伴い①血中のNa濃度が濃く(浸透圧が高く)なります。②浸透圧を元に戻そうと中枢神経が働き喉が渇きます。③水分の摂取量が増えると循環血液量が増え、血管にかかる抵抗が増える(血圧が上がる)ことになります。
塩分感受性が高い体質の方は一定の割合でおり、人種により異なるが日本人だと半数以上に昇るようです。
塩分感受性が低い方は、Naは速やかに尿や汗で排泄され上記の機序での昇圧はおこりにくいです。
ですが過剰なNa摂取は腎臓に負担をかけ、腎機能(Na排泄機能)が低下すると血中Naが増加し、先ほどと同様の理由で血圧が上昇してしまいます。そのため、体質の影響はあるが高血圧の方は減塩を意識する必要があるのです。
減塩は具体的にどのように行えばいいのでしょうか?
減塩食は美味しくないというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ここで紹介しているレシピ本では血圧管理に役立つレシピが豊富に掲載されており、塩分を控えながらも味に優れた料理を楽しむことができる選りすぐりのものを紹介しています。旬の野菜を使った栄養バランスのとれたレシピが満載で、食事が味気ないものになることはありません。家族や友人を驚かせるような美味しい料理が簡単に作れることで、減塩食は楽しく健康的な食生活への第一歩となります。このレシピ本を通じて、血圧管理と美味しい食事を両立させましょう。
正解を1つ選択してください。
このクイズはPMDA医療安全情報を元に作成しています。
〈正解〉
1、正
2、誤
立位では、腹圧がかかり直腸前壁とチューブが鋭角に当たりやすいため直腸穿孔のおそれがある。
3、誤
成人へのチューブの挿入は5〜6㎝を目安に行う。抵抗を感じたら直腸壁に当たっている可能性があるため引き戻す。
(乳児は3〜4cm、小児は3〜6cmを目安に挿入する。)
4、誤
「左側臥位にし、膝は曲げた状態にする。」が正解
• 左側臥位→直腸に浣腸したグリセリンがS状結腸や下行結腸まで到達しやすい状態にするため
• 膝を曲げる→腹圧がかからないようにするため
5、誤
浸透作用により糞便を軟化、膨潤化させることにより糞便を排泄させると考えられている。
○ポイント
「 左側臥位でカテーテル挿入は6cm」
上記のポイントを一瞬で覚えられる暗記法を以下で紹介しております。何度も見返すのは時間がもったいないので、暗記の時間は極力減らして効率よく勉強を進めましょう。
(参考)モーラステープの販売元へ問い合わせたところ、8時間貼付後のテープに残存する有効成分が30%だった試験結果から、8時間で70%吸収すると回答がありました。
ポイント
1日1回タイプのテープ剤は粘着力が高くかぶれやすいです。
肌の弱い方は、半日で剥がしてかぶれを防止しましょう。
<解説>
テープ剤は粘着力が高く剥がれにくい特徴があり、関節部など動かす部位に適します。1日1回タイプで、肌色で薄く、匂いが少ないものが多いです。
パップ剤は、粘着力が低く布に水分を含む軟膏が塗布されており、かぶれにくい特徴があります。
1日2回タイプで、白色で厚く、清涼感のある匂いがあるのが特徴です。
製剤の中にはパップだが1日1回タイプのものもあります。
・モーラスパップXR→XRはExtended Releaseの略であり、持続的に放出される仕組みである。
・ロキソニンパップ→ロキソニンテープと生物学的同等性が検証され、両剤とも1日1回製剤である。
1日の使用回数され覚えてしまえば「1日1回→粘着力高い→肌に負担がかかる」と連想できますね。
テープとパップの1日回数の覚え方を紹介していますのでぜひ活用してください。
グレープフルーツジュースのCYP3A4阻害作用により降圧剤の効果が増強する事は有名ですが、以下の柑橘類だと問題ないでしょうか?正解を1つ選択してください。
※イラスト及びクイズの無断転載は固く禁止します。
正解は5、カボス
選択肢1〜4の柑橘類にはCYP3A4阻害作用のあるフラノクマリン類が含まれています。
•大きい(目安は拳以上)
•皮が厚い
•丸い
•黄色い
例外はありますが、このような特徴に多くあてはまる果物のジュースや皮を含む食品には注意が必要です。
この特徴を知っているとQ グレープフルーツのホワイトタイプとルビータイプはどちらがCYP3A4阻害作用が大きいでしょうか?これはどちらか推測できますね。
3A4阻害作用のある果物も、影響を受ける薬品も多くあり、これら全てを暗記する必要はありません。これらの食品の特徴と、影響を受けやすい代表的な降圧剤(アゼルニジピン、シルニジピン、ニフェジピン、ベニジピン、ベラパミル等のカルシウム拮抗薬)を要点をおさえて暗記しましょう。臨床で役に立つ知識になります。