この記事は厚生労働省高血圧HP他を参考に作成しております。
クイズやイラストの無断転載は固く禁止します。
〈解説〉
塩分(Na)摂取後、塩分感受性が高い体質の方はNaを体内に長く(約3〜4日)留めようとします。それに伴い①血中のNa濃度が濃く(浸透圧が高く)なります。②浸透圧を元に戻そうと中枢神経が働き喉が渇きます。③水分の摂取量が増えると循環血液量が増え、血管にかかる抵抗が増える(血圧が上がる)ことになります。
塩分感受性が高い体質の方は一定の割合でおり、人種により異なるが日本人だと半数以上に昇るようです。
塩分感受性が低い方は、Naは速やかに尿や汗で排泄され上記の機序での昇圧はおこりにくいです。
ですが過剰なNa摂取は腎臓に負担をかけ、腎機能(Na排泄機能)が低下すると血中Naが増加し、先ほどと同様の理由で血圧が上昇してしまいます。そのため、体質の影響はあるが高血圧の方は減塩を意識する必要があるのです。
減塩は具体的にどのように行えばいいのでしょうか?
- 価格: 1320 円
- 楽天で詳細を見る
減塩食は美味しくないというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ここで紹介しているレシピ本では血圧管理に役立つレシピが豊富に掲載されており、塩分を控えながらも味に優れた料理を楽しむことができる選りすぐりのものを紹介しています。旬の野菜を使った栄養バランスのとれたレシピが満載で、食事が味気ないものになることはありません。家族や友人を驚かせるような美味しい料理が簡単に作れることで、減塩食は楽しく健康的な食生活への第一歩となります。このレシピ本を通じて、血圧管理と美味しい食事を両立させましょう。